否定をしない習慣【読書感想】
・感想
コミュニケーションの教科書
普段の会話のほとんどは否定しなくても成立する、むしろ否定することでその会話や人間関係そのものも悪化してしまう。それなのに、私含め多くの人は普段の会話の中で無意識の内に相手を否定してしまっている。それをいかに意識的に否定しないかの技術がたくさんまとめられていた。
ここに書かれていることを実際のコミュニケーションで実践できたら、良い人間関係を築いていけるのではないか。
この本も否定しない
非常に読みやすかった。改行を多用して本内に余白を多く作っていたり、重要なフレーズや文章をはっきりと太字にしたりして、文字が追いやすくスラっと読み切ることができた。
しかしそれ以上に、筆者が読者のことをまったく否定しない言葉遣いをしていたことが一番読みやすかった要因だと感じた。こういう実用書は読者を否定することから入るものが多いように感じるが、本書では紹介されている技術が本文ないでも多く使われていて、否定しない技術の実用性を読みながら体感することができた。このような実用書は初めてだったので、読み終わって気づいたときには感動した。